(ブルームバーグ): アルゼンチン政府は国際通貨基金(IMF)に対し、新たな支援プログラムの協議開始に応じるよう正式要請した。2018年にIMFと総額570億ドル(現在の為替レートで約6兆400億円)の信用枠設定で合意したが、景気浮揚には十分でなかった。

  アルゼンチンは完全に実行されなかった従来の取り決めの下でIMFに440億ドルの債務がある。同国政府はゲオルギエワIMF専務理事に宛てた書簡で、これまでのIMFとの「建設的な関係」を高く評価し、新たなプログラムでは過去のプログラムで陥った危険を回避したい意向を示した。書簡は26日にツイッターに投稿された。

  アルゼンチンは、民間債券保有者との半年余りの交渉の末にまとまった650億ドルの債務再編案が最終段階に近づいている。額面1ドル当たり平均55セント相当のオファーの受け入れ期限は28日で、成功すればIMFとの協議開始に道が開かれる。

アルゼンチン、債務再編案の受け入れ期限を28日に延長−従来は24日

  ゲオルギエワ専務理事は26日の声明で、アルゼンチン政府から要請があったことを認めた上で、「経済活性化の必要性」などについてフェルナンデス大統領と協議したことを明らかにした。

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