(ブルームバーグ): オーストラリア準備銀行(中央銀行)が15日公表した9月の政策決定会合の議事要旨では、豪ドルの上昇は鉄鉱石などの商品価格に沿った動きとの認識が示される一方、追加的な金融政策対応が差し迫っているとは示唆されなかった。

  議事要旨によれば、政策委員会メンバーは「豪ドル相場の動きはファンダメンタル要因におおむね沿っている」と留意しつつも、「為替レートが下落すれば豪経済の回復にさらなる支援を提供する」との認識で一致した。

豪中銀、政策金利と利回り目標据え置き−市中銀行への供給拡大

  議事録公表を受け、豪ドルは上昇。シドニー時間午前11時57分(日本時間同10時57分)時点で1豪ドル=0.7304米ドル。公表直前は0.7273米ドルだった。

  議事要旨では「さらなる金融政策手段がどのように回復を支えられるか引き続き検討する方針」が確認されたが、そうする用意があるとは示唆されなかった。

  豪ドルは、3月19日に付けた安値から27%余り上昇。豪中銀は同日、政策金利を0.25%に引き下げ、3年国債の利回り目標を0.25%に設定する緊急措置を発表した。

豪中銀「さらなる政策手段がどう回復を支えられるか検討」−議事要旨

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