(ブルームバーグ): 8月の米耐久財受注は、前月比での伸びが市場予想を下回った。自動車と国防関連での受注減少が影響した。ただ企業の設備投資に関する指標は、予想を上回る増加となった。

  コア資本財の受注は機械とコンピューター、通信機器が押し上げ、受注額は2年ぶり高水準となった。企業が在庫を補充している状況は、製造業の回復が続いていることを示唆した。ただ受注の増加ペースは鈍化しつつある。

  アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏はリポートで、「個人消費と同様に、企業の設備投資はロックダウン(都市封鎖)が始まった頃には考えもしなかったような速さと強い勢いで回復している」と指摘した。

  耐久財の在庫は0.1%減の4205億ドルと、11カ月ぶり低水準。製造業生産が今後さらに増加することを示唆した。

  国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷は、1.5%増と予想を上回る伸び。前月は2.8%増。

  自動車・同部品の受注は4%減。7月は21.7%増、6月は85.4%急増していた。輸送を除く耐久財受注は8月に0.4%増と、予想を下回る伸びだった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

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