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28日の米株式相場は大幅続伸。欧州の主要株価指数が3カ月ぶりの大幅高となるなど、世界的な株高の流れを引き継いだ。ドルは反落した。

  S&P500種株価指数は銀行株の主導で2週間ぶりの大幅高。同指数は先週に7月以来の安値をつけていただけに、買いの好機との見方が広がった。S&P500種の銀行指数は1カ月ぶりの大幅上昇。

  S&P500種は前週末比1.6%高の3351.60。ダウ工業株30種平均は410.10ドル(1.5%)高の27584.06ドル。ナスダック総合指数は1.9%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満下落の0.65%。

  米金融当局による緩和政策が続く中、米国の追加財政支援を巡る協議進展の兆候が足元の株高を支えている。この日は8月の中国工業利益が4カ月連続の増加となったことも、投資家心理を押し上げた。  メロン・インベストメンツの株式部門責任者、ジョン・ポーター氏は「米金融当局のおかげで、投資家が過度に弱気になることはほぼ不可能になっている」と指摘。「市場では、新型コロナウイルスとの共存がしばらく続くとの認識に以前ほど違和感がなくなっている」と話した。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の全てに対し下落。米国株の上昇と、四半期末のポートフォリオ調整が背景にある。ポンドは大幅高。英国と欧州連合(EU)の今週の交渉が成功し、英国の無秩序なEU離脱が回避されるとの期待が追い風となった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円では0.1%安の1ドル=105円50銭。ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.1666ドル。ポンドは対ドルで0.7%高の1ポンド=1.2834ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。新型コロナウイルス感染の再拡大で需要に懸念があるものの、ドル安と株高を受けて上昇した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は35セント(0.9%)高の1バレル=40.60ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は51セント上げて42.43ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。米追加景気対策を巡る不透明感はある一方、ドルが下落したため、買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は16.00ドル(0.9%)高の1オンス=1882.30ドルで終了した。

Dollar’s Rally Pauses Amid Quarter-End Rebalancing: Inside G-10(抜粋)

Oil Edges Higher With Weak Demand Outlook Limiting Momentum(抜粋)

PRECIOUS: Gold Rises With Dollar Drop Eclipsing Stimulus Angst(抜粋)

(第4段落以降に情報を追加、相場を更新します)

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