(ブルームバーグ): 1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

30日の米株式相場は反発。追加経済対策の見通しに関する各報道に反応し、荒い値動きとなった。米国債は下落。

  S&P500種株価指数は取引終盤に上げ幅を縮小。経済対策案で民主党とまだ合意に至っていないとのムニューシン財務長官の発言が響いた。それでも同指数は合意への期待感を支えに、2週間ぶり高値近辺にとどまった。月末のポートフォリオ調整も相場のボラティリティーを高めた。

  S&P500種は前日比0.8%高の3363.00。ダウ工業株30種平均は329.04ドル(1.2%)高の27781.70ドル。ナスダック総合指数は0.7%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.68%。

  世界の投資家は新型コロナウイルスの感染状況にも注目している。アウェア・アセット・マネジメントの投資マネジャー、アンドレア・ロムヒルト氏は「新型コロナが根強く残り、経済の一部は閉鎖したままとなっていることから、何らかの刺激策が必要だ」と指摘。「それが本当に実現する兆候を市場はただ待ち望んでいる」と述べた。

  外国為替市場ではドルが下落。朝方の米財務長官発言で追加経済対策への楽観がいったん広がり、リスク資産の需要が高まった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下と、3日続落。月間ベースでは1.4%上昇して6カ月ぶりにプラスを確保。四半期ベースでは2017年以来の大幅低下となった。

  ドルは対円では0.2%安の1ドル=105円48銭。米大統領選前にワクチンの準備は整わないとのモデルナ幹部の見通しが材料視された。ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.1721ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。2週間ぶりの大幅高となった。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油の在庫減少が示されたことが材料となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は93セント(2.4%)高の1バレル=40.22ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は8セント下げて40.95ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。月間ベースでは2016年11月以降で最大の下げとなった。ドルの上昇を背景に、逃避先としての金の妙味が減退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は7.70ドル(0.4%)安の1オンス=1895.50ドルで終了した。

Dollar Drops as Traders Eye New U.S. Stimulus Talks: Inside G-10(抜粋)

Oil Posts Biggest Gain in Two Weeks on Shrinking U.S. Supplies(抜粋)

PRECIOUS: Gold Prices Head for Biggest Monthly Drop Since 2016(抜粋)

(第4段落に市場関係者のコメントを追加、相場を更新します)

©2020 Bloomberg L.P.