(ブルームバーグ): ダラス連銀のカプラン総裁は、向こう数年間の政策金利の方向性について、米連邦準備制度が投資家や企業に明白に伝えてきたと指摘した。

  カプラン総裁はCNBCとのインタビューで、「市場と一般の人々にはかなりの明確性が提供されている」と語り、「市場はフェデラルファンド(FF)金利が恐らく2023年までゼロにとどまると見込んでいる」と説明した。

  連邦公開市場委員会(FOMC)は9月15、16両日に開催した定例会合で、FF金利の誘導目標レンジを0−0.25%で据え置くことを決定。期間平均で2%のインフレ率を達成し、中長期的なインフレ期待が2%でしっかりとどまり続けるまで、「緩和的な金融政策スタンスを維持する方針だ」と表明した。

FOMC、少なくとも3年間は政策金利をゼロ付近で維持と示唆

  カプラン氏は連邦準備制度の目標が手に届くようになるにつれて、どのタイミングでFF金利の引き上げを開始するかについて議論するのは建設的なことだとした。

  カプラン氏はさらに、米経済は「追加の財政刺激策」を必要としており、それがなければ下振れリスクをもたらすと指摘した。

米金融当局、将来利上げを行う自由を保たれるべきだ−ダラス連銀総裁

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