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米下院指導部は9月30日、ムニューシン財務長官とペロシ下院議長が追加経済対策を巡る交渉をもう1日継続できるよう民主党案の採決を延期した。

  ムニューシン、ペロシ両氏は同日、約1時間半にわたり協議を行ったが合意には至らなかった。だが協議終了後、両氏とも交渉は前進しており、今後も続けると述べた。ムニューシン長官はこの日遅く行われたFOXビジネスとのインタビューで、経済対策案は1兆5000億−2兆2000億ドル(約160兆−230兆円)規模になるとみており、適正な妥協案なら受け入れる用意があると語った。

  ムニューシン長官は、「大統領から規模を大幅に引き上げるように指示されており、われわれは1兆ドル規模の案から増やしている」と説明。交渉を行う前に自分とメドウズ大統領首席補佐官はトランプ大統領と会ったと述べた。

  11月3日の米大統領選投票日前に追加経済対策法案を成立させるための時間はなくなりつつある。ムニューシン長官は同インタビューで、自分は30日夜に再びペロシ議長と協議する予定だが、この交渉では「大きな進展」はないだろうと語った。

  一方、ペロシ議長は声明で、ムニューシン氏と自分は互いの立場を「一段と明確化」しようとしており、「話し合いは続く」と説明した。

(ムニューシン長官のコメントなどを追加して更新します)

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