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11月の米大統領・議会選に向けた直近の世論調査では、新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領への「同情票」は見込めないことが示された。一方、先週行われた第1回候補者討論会での同氏に対する評価は低い。

  民主党候補のバイデン前副大統領は全国規模の世論調査で支持率を上げており、両者の差は現在、7月下旬以降で最大となっている。

  選挙戦での大きな動きが世論調査に反映されるまでには通常1週間程度かかるが、当初の状況としては、有権者がトランプ氏の病気にほとんど同情していないことが示された。ロイターとイプソスの共同調査では、投票する可能性が高い有権者の3分の2は、トランプ氏が新型コロナをもっと深刻に受け止めていれば感染していなかったとの見方を示した。

  過去には、深刻な健康問題を経験した大統領の支持率が短期的に上昇することがあった。1955年9月に心臓発作を起こしたドワイト・アイゼンハワー氏の支持率は71%から78%に上昇。ロナルド・レーガン氏の支持率は1981年の暗殺未遂事件後に11ポイント上がった。

  リアルクリアポリティクスがまとめる世論調査の全米平均では、バイデン氏がトランプ氏を9.1ポイント差でリードしている。

バイデン氏が支持率57%でリード、トランプ氏41%−CNN全米調査

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