(ブルームバーグ): 国際エネルギー機関(IEA)は13日発表した最新の「世界エネルギー見通し」で、新型コロナウイルス感染拡大が石油市場に及ぼす打撃の長期化を予想した。需要の回復には数年かかり、より低い水準で2030年前後に頭打ちになるとみている。

  IEAは今年の世界の石油消費が過去例のない8%の落ち込みを記録し、新型コロナが来年抑制された場合でも、消費が危機以前の水準を回復するのは、23年になると予測。ビロル事務局長は「世界の石油需要が拡大する時代は次の10年で終わりを迎える」との認識を示した。

  IEAは、石油消費が毎年日量約75万バレル増加し、 30年に日量1億320万バレルに達すると予想したが、この水準は昨年時点の見通しを日量200万バレル程度下回る。

(今後10年の予想される消費の推移を追加して更新します)

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