(ブルームバーグ): 世界の新型コロナウイルス感染者数が累計で4000万人を突破した。欧州と米国の中西部で感染拡大が加速した。

  感染者数が1000万人に達するのには6カ月を要したが、3000万人から4000万人になるのにはわずか32日しかかからなかった。世界での1日当たりの新規感染者は16日に41万5000人超と過去最多を更新していた。

  ロンドンやパリで新たな措置が施行されるなど欧州では移動制限が強化されている。アイルランドは欧州でも最も厳しい一部の措置を計画している。

  中国経済は7−9月(第3四半期)も新型コロナウイルス感染拡大による落ち込みから回復した。世界経済には支援材料になる。19日発表の7−9月の国内総生産(GDP)は前年同期比4.9%増加した。

中国経済、7−9月4.9%成長−予想下回るもコロナから回復続く

  中国の青島市は5日間で1090万件のコロナ検査を実施し、結果は全て陰性だった。当局が週末に明らかにした。同市ではクラスター発生で13人が感染した後、全市民対象の検査を行った。

  米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界のコロナ感染症死者数は110万人を上回っている。

  ペロシ米下院議長は大統領・議会選が行われる11月3日より前に追加景気対策法案で合意できるとの望みを失っていないとした上で、ホワイトハウスとの協議の期限を20日に設定した。

米景気対策協議、ペロシ氏は期限20日に設定−選挙前合意望むなら

  世界の主要中央銀行を率いる総裁らは、新型コロナ感染拡大を巡り、政府による新たな規制措置や緩慢な景気回復、雇用へのリスクといった警告を改めて発し、パンデミック(世界的大流行)の悪影響はまだ終わっていないとの認識を明確に示した。

黒田日銀総裁、景気後退に言及−世界の中銀総裁が改めて先行きを警告

  新型コロナ感染症(COVID19)で多数の患者が集中治療を受ける事態を回避するには、そうした状況に陥る前に先手を打つことだ。感染症のパンデミック(世界的大流行)対応で香港の第一人者はこれを実践している。

コロナ「時限爆弾」予見の香港医師、命救うため早期治療の重要性強調

  

  イタリアのコンテ首相は18日夜、コロナ対策で新たな法令に署名した。午後9時で広場などを閉鎖するよう各都市の市長に求めるほか、レストラン営業は午前0時までとし、1テーブル当たりの人数を最大6人に制限する。より厳しい措置を求める声もあったが、首相は的を絞った措置によって感染拡大を抑制し、経済を守れると踏んでいる。

  南アフリカ共和国のムキゼ保健相は自身とメイ夫人が新型コロナウイルス検査で陽性だったと明らかにした。軽い症状が出始めた後、夫人と共に17日に検査を受けていた。

南ア保健相、自身と夫人が新型コロナ陽性−自宅で隔離中

  フランスでは過去24時間に新たに2万9837件のコロナ感染が報告された。政府は週末に9都市で夜間禁止令を発令したことにより、全国規模のロックダウン(都市封鎖)をすることなく感染拡大に歯止めがかかると期待している。

  英政府の科学顧問であるジェレミー・ファラー氏は18日にスカイニューズに対し、英国が限定された地域的制限措置ではなく、3週間の全国的ロックダウンを直ちに必要としているとの見解を示した。

(第1段落で感染者数について追加します)

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