(ブルームバーグ): 米天然ガス生産最大手EQTは同業の米CNXリソーシズの買収を目指していることが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。苦境にあるシェール業界では企業の合併・買収(M&A)が加速している。

  情報の非公開を理由に匿名で語った関係者によると、EQTは最近、CNXに買収案を送付した。最終決定には至っておらず、EQTは買収方針を進めない可能性もあるという。

  シェール業界では両社とは別の企業が絡む買収案件が相次ぎ、再編が進んでいる。経費を削減し供給管理力を拡大する手段として投資家は規模を求めている。

  CNXの担当者はコメントを控えた。EQTの担当者にもコメントを求めたが、回答はなかった。

  22日の米株式市場でCNXの株価は、ボラティリティーを理由に取引が一時中断した後、16%上昇する場面があった。終値は11.50ドルで、これに基づく時価総額は25億8000万ドル(約2700億円)。一方、EQTは一時14%上昇し、15.80ドルで終了した。

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