(ブルームバーグ): バイデン次期米大統領は11日、大統領首席補佐官に長年の側近であるロン・クレイン氏の起用を決めたと発表した。同氏はオバマ前政権で副大統領首席補佐官としてバイデン氏を支え、同政権の景気回復の取り組みやエボラ出血熱対策を主導した。

  新型コロナウイルスが再び猛威を振るっている中にあって、クレイン氏(59)は次期政権でホワイトハウスの運営を統括する。バイデン氏は新型コロナの封じ込めを最優先課題に挙げている。

  バイデン氏は発表資料でクレイン氏について、「現在の危機に立ち向かい、米国を再び結束させるのに当たり、彼の豊富かつ多岐にわたる経験と、あらゆる政治的背景の人々と協力する能力は、まさに私が大統領首席補佐官に望んでいるものだ」と説明。クレイン氏は大統領首席補佐官への起用は「人生最大の名誉」だとした。

  クレイン氏はクリントン元政権で、ゴア副大統領の首席補佐官を務めた経歴もある。事情に詳しい関係者によれば、バイデン氏は今週、クレイン氏に首席補佐官就任を打診し、同氏が受け入れたという。

(バイデン次期大統領の発表や詳細を追加して更新します)

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