(ブルームバーグ): 債券相場は超長期債を中心に上昇した。20年債に余裕資金を抱える国内投資家の買いが入ったとの声が出ていたほか、為替相場が円高気味に推移したことも支援材料になった。

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

銀行勢を含め投資家層が厚い20年債は買いやすさから資金が向かいやすい為替が1ドル=104円台の円高水準で推移したことも好材料で、国内勢が超長期債に押し目買いを入れている18日の20年債入札は0.4%台で迎えればそこそこ札が入るのではないか

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

海外で買えるものがなかなかない中、米金利の振れ大きく米債に資金をシフトする状況でもないため、大手銀行、地方銀行を含め20年債には需要がある先物が一時下落に転じたのは恐らく流動性入札の結果が多少弱めだったためか株価がかなり強いことも先物の上値を重くした

流動性供給入札

対象は残存期間5年超15.5年以下、発行額は5000億円程度応札倍率は3.27倍と、同年限を対象にした前回入札の4.42倍から低下。最大利回り格差はマイナス0.005%、平均利回り格差はマイナス0.007%備考:日本債券:流動性供給の過去の入札結果(表)

背景

13日の米10年国債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い約0.90%で終了日経平均株価終値は521円6銭(2%)高の2万5906円93銭、ドル・円相場は1ドル=104円台半ばを中心に推移

新発国債利回り(午後3時時点)

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