(ブルームバーグ): メキシコの7ー9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)成長率は少なくともここ30年間で最高となった。米国の需要に対応するため製造業が急回復し、昨年以降に失われた生産の一部を取り戻した。

  国家統計地理情報局(INEGI)が26日に公表した発表資料によると、7−9月のGDP(確定値)は前期比12.1%増と、1990年までさかのぼる統計で最も伸びた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値と先月発表された速報値は共に12%増だった。

  前年同期比(季節調整前)では8.6%減。アナリスト予想中央値や先月発表された速報値と一致した。分野別では、鉱業や建設、製造などの第2次産業が前期比21.7%増と、回復をけん引。一方、農業や畜産、漁業などの第1次産業は8%増、運輸や金融、サービスなどの第3次産業は8.8%増だった。

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