(ブルームバーグ): 米モデルナは新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの緊急使用許可(EUA)を米食品医薬品局(FDA)に申請した。新たな分析で重大な安全性の問題は浮上せず、コロナに対する高い予防効果が示された。FDAは12月17日に開く諮問委員会の会合で、モデルナのワクチンのデータについて検証を行う。

モデルナ、コロナワクチンの認可申請−米FDA諮問委は17日に検討

  ペンス米副大統領は11月30日、各州知事に対し新型コロナワクチンの配布は12月の第3週に始まる可能性があるとの見通しを伝えた。米当局が迅速にEUAを付与する可能性が示唆された。

  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は12月1日の議会証言で、COVID19のワクチン開発のニュースは中期的に極めて前向きな内容だとしながらも、米経済はなお打撃から回復しておらず、不確実な状態にあるとの認識を示す予定だ。コロナ対策に関する上院銀行委員会の公聴会に先立ち、11月30日に証言テキストを公表した。

FRB議長、経済はなお不確実な状態と証言へ−ワクチン進展でも

  世界保健機関(WHO)は各国政府に対して、冬が近づく中でスキーなど人が集まる活動全てのリスク管理を行う必要があると呼び掛けた。WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、スキーリゾートを行き来するバスや空港など大人数が集まる場所が問題だと語った。

  香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は11月30日、レストランやスポーツ施設を含め、公の場での集まりを2人までに制限すると発表した。また、公務員の在宅勤務を再開するとした。

  米カリフォルニア州は、新型コロナ感染再拡大による入院件数の急増を受け、自宅待機令の再発動を検討している。ニューソム知事が11月30日の会見で明らかにした。入院者数は7月に記録した最多に迫っており、クリスマス前に2−3倍に膨らむ可能性があるとした。

  知事によると、現在のペースで感染の増加が続けば、州内病院の集中治療室(ICU)は12月半ばまでに満床になる恐れがある。

  米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、世界の感染者数は6310万人を超え、死者数は146万人を上回っている。

  ホワイトハウスの新型コロナアドバイザー、スコット・アトラス氏が11月30日辞任した。ホワイトハウス当局者が明らかにした。同氏は社会的距離の指針緩和を主張し、トランプ大統領から信頼を得ていた。

  米テキサス州のCOVID19による入院者は3日連続で増加し、8900人と8月1日以来の多さとなった。

  クロアチアのプレンコビッチ首相がコロナ検査で陽性との結果が出た。首相は自宅で元気に過ごしていると、報道官は電話で語った。夫人が検査で陽性となった11月28日以降、首相は自主隔離していた。首相の当初の検査結果は陰性だった。

  フランスでは11月30日、新たに4005人の感染が報告された。8月末以降で最少となった。ICUの患者数は2週間前のピークから減少し続けている。全体の入院患者数は29日に増加した後、再び減少に転じた。コロナ関連の死者数は406人増えて計5万2731人。

  トルコのエルドアン大統領は、全国規模での夜間外出禁止令を発表。平日は午後9時から翌朝5時までで、週末は金曜日の午後9時から月曜朝5時までとさらに厳しくなる。

  イタリアの新規感染者数は1万6377人と、5週間ぶりの低水準。前日は2万648人だった。

(WHOなどの情報を追加して更新します)

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