(ブルームバーグ): 米カリフォルニア州の新型コロナウイルス関連の死者数は2日連続で最多を更新した。ニューヨーク州でも1日当たりの死者数が再び100人を超え、アリゾナ州では亡くなった人が8月以降で最多となった。全米の感染者数は計1700万人を超えている。

  こうした中、米モデルナのコロナワクチンが米食品医薬品局(FDA)諮問委員会の支持を確保した。米国で2つ目のコロナワクチンの使用許可に向けて前進した。諮問委は17日の会合で、同ワクチンの接種によってもたらされる恩恵がリスクを上回ると判断。勧告を受け、FDAは18日にも緊急使用許可(EUA)を与える可能性がある。

モデルナのコロナワクチン、米FDA諮問委が支持

  米ファイザーとドイツのビオンテックのコロナワクチンを接種した人に副反応が生じたことで、米保健当局は注意を強化する。接種を受ける人を観察し、まれではあるが深刻なアレルギー反応に対処する医薬品を施設で備えるよう促す米疾病対策センター(CDC)のガイドラインを反映させるため、ワクチンと共に配布するファクトシートを変更する。

米保健当局、ファイザーのワクチンで医師への注意強化ー副反応で

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の感染者数は7470万人を超えた。

  フランスのマクロン大統領が17日、コロナ検査で陽性となった。エリゼ宮(大統領府)が発表した。大統領(42)は7日間の自主隔離に入るが職務は続けるという。

  欧州連合(EU)は「12月27、28、29日」にコロナワクチン接種を加盟国全域で開始する。欧州委員会のフォンデアライエン委員長がツイッターで明らかにした。

EU、クリスマス前にコロナワクチン提供も−承認プロセス短縮化へ

  ドイツでは17日のコロナ新規感染者数が4万5000人を超え、パンデミック(世界的大流行)が始まって以来の過去最多を記録した。

  欧州委は、米バイオテクノロジー企業ノババックスの開発するワクチン候補が承認されれば最大2億回分の供給を得ることで同社と暫定合意したと発表した。欧州委が加盟国へのワクチン供給で製薬会社と結んだ契約はこれで7件目。

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