(ブルームバーグ): 東京都の小池百合子知事は30日、臨時の記者会見で、都内での新型コロナウイルス感染状況について「かつてない大きさのいわゆる第3波」が襲来しており、「いつ感染爆発が起きてもおかしくない」との認識を明らかにした。

  緊急事態宣言の発令を国に要請する事態を「何としても回避しなければならない」として、年末年始は外出自粛などの対策を徹底するよう都民に呼び掛けた。 

  同日は944人(前日856人)の新規感染者が確認された。1日当たりでは2番目に多い。重症者数は85人(前日84人)で緊急事態宣言解除後の最多を更新した。

  モニタリング会議では感染状況と医療提供体制の警戒レベルを4段階の指標で最も深刻な「感染が拡大している」「逼迫(ひっぱく)している」とする分析を維持した。

  東京都医師会の猪口正孝副会長は医療提供体制について「このままの状況でいくと破綻の危機にひんする可能性が非常に高い」との認識を示した。

(新規感染者数や小池氏の発言を追加し、更新しました)

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