(ブルームバーグ): 中国当局は不動産セクターへの銀行融資に初めて上限を設ける計画だ。この数年は不動産価格の抑制策を相次いで講じてきたが、購入意欲を弱める効果は乏しかった。システム全体に及び得るリスクを抑制し、金融の安定を確保する新たな取り組みとなる。

  中国人民銀行(中央銀行)と銀行保険監督管理委員会(銀保監会)が31日発表した共同声明によると、来年1月1日に導入される新たなメカニズムでは、不動産開発業者向けの貸し出しを大手の国有銀行で貸付残高の40%に制限し、銀行の住宅ローン融資は同32.5%を超えないこととする。上限を上回っている銀行には要件を満たすまで最長4年の猶予期間が設けられる。

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