(ブルームバーグ): ロシアの2020年の原油・コンデンセート生産量は9年ぶりの低水準に落ち込んだ。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が歴史的規模の協調減産を行ったことが背景にある。

  新型コロナウイルス感染拡大の抑制のため世界各国でロックダウン(都市封鎖)が実施され、石油の需要は急減。これに対応するためOPECプラスは5月から協調減産を実施している。ロシアはOPECの事実上のリーダーであるサウジアラビアとともに、減産の負担配分が最も大きい。

  ロシア・エネルギー省中央流通局(CDU−TEK)の暫定データによると、原油・コンデンセートの年間生産は5億1270万トン。これは日量1027万バレル相当(換算比率は1トン=7.33バレル)となる。11年連続の増加後に減少に転じた。

  OPECプラスは先月の閣僚級会合で、21年1月は供給量を日量50万バレル増やすことで合意。従来の計画では1月1日から供給量を日量約200万バレル拡大する予定だったが、より段階的に減産規模を縮小することにした。2月の生産量については4日開催の閣僚級会合で協議する。

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