(ブルームバーグ): 債券相場は下落。この日に実施された10年債入札の結果が弱めと受け止められ、売り圧力が強まった。米ジョージア州上院議員決選投票の結果次第では米長期金利に上昇圧力が掛かる可能性があるとの見方も重しとなった。

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

朝方は10年債入札を控え償還期間の3カ月延伸マジックで妙に強かったが、結果は市場予想通り無難の範囲内でやや弱め米国の金利上昇懸念などもあり、長期金利ゼロ%が依然として意識されて積極的に上値を買うような環境ではない米ジョージア州上院議員決選投票で民主党勝利の場合、財政拡大と景気回復期待で利回り曲線のスティープ(傾斜)化という流れが警戒されている

10年債入札

最低落札価格は100円77銭、市場予想は100円78銭投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.40倍、前回3.42倍小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は3銭、前回2銭備考:過去の10年債入札の結果一覧

背景

米上院決選投票、民主候補ウォーノック氏が共和ロフラー氏にリード米10年国債利回りは時間外取引で一時1%台に乗せ、昨年3月以来の水準まで上昇

新発国債利回り(午後3時時点)

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