(ブルームバーグ): バイデン次期米大統領は14日夜、新型コロナウイルスに対応する1兆9000億ドル(約197兆円)規模の追加経済政策を公表する。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。経済が低迷し、上院で民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)する中、大統領就任間近のバイデン氏は初めて法律制定で試練に直面することになる。

  事情に詳しい関係者によると、追加経済対策は2段階戦略の第1段階となる。インフラや気候変動など長期目標に重点を置いた広範なプログラムは数週間後に公表される。

  バイデン氏は先週、「包括的な対策全体」で「数兆ドル」規模が必要になると発言。14日の金融市場では、米国債利回りが上昇した。

  国家経済会議(NEC)委員長として次期政権入りするブライアン・ディーズ氏はバイデン氏の計画について、「米国が陥っている経済状況の緊急性と、今すぐ行動が求められていることを反映した内容になる」とインタビューで述べた。同氏によれば、バイデン氏は昨年12月に支援策をまとめた超党派の精神を再び尊重する意向。ディーズ氏は「団結を重視しなくてはならない。今のように試練と困難の時であっても」と語った。

  先週の発言によると、バイデン氏は歴史的な低金利を活用して、短期的な経済支援と長期的な発展の両方に資金を費やす方針だ。 

Biden Economic Plan to Test Republican Taste for Dealmaking (1)(抜粋)

(規模に関する新たな情報などを追加して更新します)

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