(ブルームバーグ): 東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=103円台半ば。前日の取引で約2週間ぶりの安値を付けた反動などでドルがやや買い戻され、相場は底堅く推移した。

市場関係者の見方

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

米長期金利が1%超えして以降ドル・円と米長期金利の順相関の傾向が戻っているが、前日は米金利上昇でも下落しており割安化。週末控えたドル買い戻しの動きも、ドル・円を下支え米長期金利は需給的な上昇後、いまひとつな米経済指標でもみ合い。ドル・円も102円後半から105円のレンジに豪ドルはここもと堅調地合いだった中で週末を控えたポジション調整で下落。予想比下振れた小売売上高も重しとなっていそう

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

短期的に相場を動かすような材料に乏しい中で、103円台を中心としたレンジが続くことになりそうードル・円相場バイデン政権による経済対策はおおむね織り込み済みで、その実効性に焦点がシフト欧州中央銀行やカナダ中銀の政策発表受け、世界的に長期金利が上昇。ワクチン接種後の景気回復、さらには中銀のテーパリングという世界をみている感じがする一方、円債利回りはほとんど変わらずという中で、名目の金利差では円は弱めになりやすいのではないか

背景

豪州12月の小売売上高は前月比4.2%減−市場予想は1.5%減米10年国債利回りは時間外取引で前日比ほぼ変わらずの1.1%程度日経平均株価は前日比125円安で取引を終了

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