(ブルームバーグ): 2日の欧州株は続伸。個人投資家の不安定な取引を巡る懸念の後退が好材料となったほか、夏期休暇への楽観が広がり、旅行・娯楽銘柄に買いが入った。

  ストックス欧州600指数は1.3%上昇。英国市民が今年は夏休みに出掛けられると「楽観している」とジョンソン首相が述べたことが好感された。

  オンライン掲示板「レディット」に影響された個人投資家による熱狂的な取引が落ち着き、この日は貴金属相場が下落。これに連動してフレスニーヨなどの銀採掘企業の株も売られた。

  欧州債はドイツ債、イタリア債が下落。ドイツとベルギー、フィンランド、キプロスが相次いで国債を発行したほか、ポルトガルも3日に国債の売り出しを控えている。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは114ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で変わらず。

  ドイツ債の利回り曲線はベアスティープ化した。ドイツ2年債入札での需要は昨年3月以来の低水準だった。英国債の利回り曲線は5年債と50年債の入札後もベアスティープ化を維持した。

  ドイツ10年債利回りは3bp上げてマイナス0.49%、フランス10年債利回りは3bp上昇してマイナス0.25%、イタリア10年債利回りは3bp上げて0.65%。

European Stocks Rise as Retail Frenzy Eases, Travel Shares Jump(抜粋)

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