(ブルームバーグ): 債券相場は下落が予想されている。前日の米国市場で長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行する見通し。一方、この日に実施される30年利付国債入札は一定の投資家需要を背景に無難に通過するとの見方が出ている。

  先物夜間取引で3月物は、米長期金利の上昇を背景に水準を切り下げる展開となり、結局は前日の日中取引終値比7銭安の151円67銭で安値引けした。

市場関係者の見方

東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト

きのうの米10年債利回りは今年の高水準に近づいたきょうの円債相場は下落を予想する注目の30年債入札は2日の好調な10年債入札からの連想は割り引きたいが、押し目買いにより少なくとも無難とみる先物中心限月の予想レンジは151円64銭〜151円73銭

30年債入札

発行予定額は9000億円程度、前日の新発30年債利回りは0.665%で引けSMBC日興証券の奥村任ストラテジスト前回入札から小幅に金利上昇が進んでいるため、生命保険の追加的な需要が生じると思われ、無難に通過する可能性が高いただ、目先は金利上昇リスクの方が大きいと想定。平準ペースの買いにとどめる方が良いだろう備考:過去の30年債入札の結果一覧

海外市場の流れ

3日の米10年物国債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp)高い1.14%程度米ISM非製造業景況指数が予想外に上昇、ほぼ2年ぶりの高水準 米ADP民間雇用者数、1月は17.4万人増−予想上回る伸び 米国債利回り曲線、スティープ化−2016年大統領選後以来の大きな格差

©2021 Bloomberg L.P.