(ブルームバーグ): 米供給管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業総合景況指数は、予想外に活動拡大が加速した。新規受注の増加が採用の回復を促したのを背景に、ほぼ2年ぶりの高水準となった。

  1月の細目では雇用(55.2)が11カ月ぶりの大幅な伸びを示した。ニューヨークなど一部の都市で飲食その他の活動に関する制限が緩和されつつあり、一段の個人消費を喚起する可能性がある。ワクチン接種の拡大が景気への追い風となることが考えられるほか、議会では追加経済対策が協議されている。

  ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は、「回答企業は業況や経済への楽観を強めている」と発表文で指摘。一方、「自治体・州が実施しているさまざまなウイルス関連の制限が、引き続き企業と業界に悪影響を与えている」と分析した。

  1月は14業種が活動拡大を報告。不動産・賃貸リース、建設、卸売りの拡大が目立った。

  その他細目では新規受注が61.8と、昨年7月以来の高水準となった。輸出受注の指数は昨年5月以来の大幅悪化を記録した一方で、在庫を補てんする動きを反映し、輸入の指数は改善した。

(統計の詳細とチャートを追加します)

©2021 Bloomberg L.P.