(ブルームバーグ): 東京外国為替市場のドル・円相場は昨年11月以来の高値を付けた。国内外の株安を受けてリスク回避の流れが強まり、ドルを買い戻す動きが優勢となった。ポンドはこの日の英中央銀行の金融政策会合を前に下落。

市場関係者の見方

BofA証券の山田修輔主席FX・日本株式ストラテジスト

国内外の株価が下げてリスクオフ的なドル買いと円買いが強まり、ドル・円ではドルが優勢にテクニカル的に105円60銭前後にある200日移動平均線を視野に、目先の上値を試す動きも米金融緩和の長期化観測を起点にドルが円よりもファンディング通貨として広く利用されているため、ドルショートのポジションは簡単には解消されず、リスクオフ時にはより買い戻されやすい

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

ドルは先進国通貨に対する買い戻しの動き。さらに米国と日欧の景況感格差も強さの背景にある。米長期金利の上昇基調もドル買い要因にただ、このところドル高・円安方向に結構動いてきたので、足元では短期的なポジション調整や国内輸出企業のドル売りが出やすい面も

三井住友銀行NYトレーディンググループの下村剛グループ長

ポンドは市場の一部に英中銀がマイナス金利政策を導入するとの思惑があるため、上値が重くなる可能性

背景

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