(ブルームバーグ): 携帯電話事業者の米TモバイルUSが4日発表した昨年10−12月(第4四半期)決算では利益と売上高がいずれもウォール街の予想を上回った。通期利益見通しを示したものの、米政府による第5世代(5G)移動通信ネットワーク用周波数帯入札のルールを理由に詳細には踏み込まなかった。

  発表資料によると、10−12月期の1株利益は60セントで、アナリスト予想平均は52セントだった。売上高は203億ドル(約2兆1400億円)で、市場予想平均の197億ドルを上回った。今年の調整後利益は265億ー270億ドルを見込んでおり、一部予想をやや下回る水準となった。

  Tモバイルは政府のルールで入札に関する言及は制限されており、3月の投資家会合まで詳細には触れない見通し。今年の新規加入者数は400万ー470万に上る見通し。2020年の契約者数は過去最高の550万人で、そのうち220万人は携帯電話契約。同社はライバルのベライゾン・コミュニケーションズやAT&Tよりも速いペースで引き続き顧客を増やしている。

  スプリント買収による増収やコスト削減で13億ドルの節減を達成した。Tモバイルは統合の進ちょく状況について来月、さらに説明する計画。

  同社の株価は4日の時間外取引で一時3.2%安の126.44ドルを付けた。昨年は72%上昇していた。

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