(ブルームバーグ): 米連邦議会への支持者の乱入を扇動したとして弾劾訴追されたトランプ前大統領の弾劾裁判は、米国時間13日にも裁判が開かれている上院で評決が出される可能性がある。

  トランプ氏の弁護団は12日に冒頭陳述を行ったが、割り当てられた16時間のうち費やしたのはわずか3時間。検察官役を務める下院民主党の弾劾マネジャーの論拠はトランプ前大統領と数百万人の支持者らを沈黙させることを狙ったもので、憲法上問題があるなどと非難した。

  上院は13日午前10時(日本時間14日午前0時)に審理を再開する。裁判の規定では、検察官と弁護団双方に最終弁論や証人尋問のために2時間の枠が与えられる。ただ、双方とも証人招致の計画は示していない。

  このため上院は迅速に採決に移る可能性がある。有罪評決には3分の2以上の賛成票が必要で、少なくとも17人の共和党上院議員が賛成に回る必要がある。

  

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