(ブルームバーグ): 人気の高いテクノロジー株が23日に急落し、筋金入りの信者に珍しい押し目買いの好機を与えた。アーク・インベストメント・マネジメントを率いるキャシー・ウッド氏もその1人だ。

  ウッド氏はブルームバーグラジオとのインタビューで、米テスラの株価が4営業日続落して年初来の上げを消した後、同社株を買ったと述べた。テスラ株は一時13%安まで値下がりした後、下げ幅を縮小して2.2%安の698.84ドルで引けた。

  その後のアークからの電子メールによると、同社の3本の上場投資信託(ETF)「アーク・イノベーションETF(ARKK)」、「アーク・オートノマス・テクノロジー&ロボティクスETF(ARKQ)」、「アーク次世代インターネットETF(ARKW)」は23日にテスラ株を合計24万548株購入した。

朝方下落のナスダック100、押し目買いに下げ幅埋める−小幅安で終了

  同氏は自身のETFチームが「これによって流動性が供給されることに好感を抱いており、極めて健全な急落だと考えている」とし、「私に分かっているのは、われわれが引き続き価格および若干興味深くなった価格に目を光らせているということだけだ」と語った。

  ウッド氏の主力ファンドARKKは続落し、2営業日としては昨年9月以降で最大の下げとなった。一時11.8%安まで下げた後、3.3%安で取引を終了した。売買代金は49億6000万ドル(約5230億円)と、前日の2倍余りとなった。

  「皆を謙虚にさせてくれるため、調整は良いことだ」と同氏は述べた。

キャシー・ウッド氏のファンクラブに試練−旗艦ETFが2営業日続落

(3段落目にテスラ株の購入株数を追加して更新します)

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