(ブルームバーグ): 今週、香港や韓国などアジア各国・地域で新型コロナウイルスワクチンの接種プログラムが始動している。

  米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した新型コロナワクチンは、安全かつ効果的だと米食品医薬品局(FDA)のスタッフが判断した。これまでに使用を認められたワクチンと異なり、J&Jのワクチンは2度目の接種を必要としない。

J&Jの1回接種型ワクチン、安全で有効−FDAスタッフ (1)

  米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンの圧倒的な有効性がイスラエルで約120万人を対象とした調査で示された。この結果は、ワクチン接種でコロナ禍が終息する可能性を示唆していると公衆衛生の専門家は指摘した。

ファイザー製ワクチン、コロナ禍終息もたらす可能性−イスラエル研究

  新型コロナの新たな変異株がニューヨーク市内で急速に広がっており、ワクチンの効果を弱める可能性がある変異が含まれていると米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が2つの研究チームを引用して報じた。科学者らはこの懸念される変異について、ウイルスが免疫システムをすり抜けるのを助けるとみているという。

  中国はジンバブエに20万回分のワクチンを追加で無償提供する。ガーナは世界保健機関(WHO)主導の購入・分配枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて出荷された新型コロナワクチンを初めて受け取った。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の感染者数は1億1250万人、死者数は249万人をそれぞれ上回った。ワクチン接種は全世界で2億1800万回を超えた。

  メキシコは5月末までに新型コロナワクチン1億600万回分の供給を受けると見込んでいる。

  米モデルナは新型コロナ変異株への効果を狙ったワクチンのブースター(追加接種)について、複数の方法を試験することを計画中だ。また、今年と来年のワクチン増産に向けた準備も進めている。

モデルナ、コロナ変異株対応で複数の方法を計画−ワクチン増産も準備

  南アフリカ共和国では新型コロナの再感染例が約4000件見つかった。ワクチン諮問委員会のトップが明らかにした。

  スイスは制限措置の緩和を発表。3月から生活必需品以外の店舗や美術館、屋外スポーツ施設を再開する。

  米クルーズ船運航会社カーニバル・クルーズ・ラインは営業停止を5月31日まで延長した。

©2021 Bloomberg L.P.