(ブルームバーグ): アジア株は先週末に米国債利回り上昇を背景に昨年3月以来の大幅下落となったが、ストラテジストらの信頼は揺らいでいない。ストラテジストらは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの力強い景気回復を予想し、アジアの景気循環株の買いを勧めている。

  ティモシー・モー氏らゴールドマン・サックス・グループのチームは1日のリポートで、経済成長で金利リスクを打ち消すことができると分析し、バリュー・シクリカル株を選好。サンフォード・C・バーンスタインとオアンダ・アジア・パシフィックは、アジア株が世界的な国債利回り上昇を乗り越え、2021年に引き続き米国株を上回るパフォーマンスになると予想している。

  ゴールドマンのストラテジストはアジア株について「建設的な見方を維持している。金利・ボラティリティー上昇による小幅下落リスクが相場調整の際に買いの好機を生み出す可能性が高い」と指摘した。

  オアンダのシニアマーケットアナリスト、ジェフリー・ハレー氏は、テクノロジー株のウエートが大きい北米株とは異なり、アジア太平洋市場は景気循環株の比重が大きいため、世界経済の回復加速から恩恵を受けるとの見通しを示した。 

  

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