(ブルームバーグ): 欧州株は続伸。投資家の関心は新型コロナウイルスの迅速な接種への取り組みに向けられている。景気回復に対する楽観も買い材料となった。

  ストックス欧州600指数は0.2%上昇。保険、建設、鉱業、メディアセクターが上げをけん引した。一方、株価が押し上げられていたテクノロジー株を手放す動きはこの日も続いた。英FTSE100指数も上昇。英国は3日に予算案を発表する。

  欧州債はイングランド銀行(英中銀)による長期債の買いオペが英国債のブルフラット化につながった。ドイツ債は上昇。イタリア債は下げ幅を縮小した。欧州連合(EU)が来年も財政規律の一時停止措置を継続する公算が大きいとの報道で、イタリアが発行する新たな2045年償還グリーン債の影響は後退した。

  英30年債利回りは昨年4月以来で最大の下げ。英5年債と30年債の利回り格差は93.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、2月4日以来の小幅となった。

  短期金融市場動向によると、イングランド銀の利上げ幅見通しは2022年6月に4bpと、2月26日時点の最大10bpから後退した。

  イタリア債は下げ幅を縮小。同国政府はワクチンの接種が進まず、変異株の感染が拡大する中で、追加経済対策の承認を議会に近く求める可能性があるとの報道が手掛かりだった。

ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)

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