(ブルームバーグ): ロシアの2月の産油量は、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の生産目標に基づいて同国に割り当てられた量を下回った。昨年5月の協調減産開始以降で初めて。

  ロシア・エネルギー省中央流通局(CDU−TEK)の暫定データによると、2月の原油・コンデンセート(超軽質原油)生産量は3856万トン。これは日量1009万5000バレル(換算比率は1トン=7.33バレル)に相当する。

  OPECプラスの合意ではコンデンセートの生産は除外されている。CDU−TEKは原油とコンデンセートの内訳を公表していないが、2月のコンデンセート生産が1月の水準並みだったと仮定した場合、原油生産は日量約915万5000バレル相当となり、OPECプラスで合意されたロシアの割当量を約3万バレル下回る。

  ロシアと隣国カザフスタンは、OPECプラス合意の下で2月と3月の増産が認められた。ロシアの割当量は2月に日量6万5000バレル増加し、3月も同程度増える。サウジアラビアが自主的に日量100万バレル追加減産する一方、それ以外の参加国は生産を据え置くことになっている。OPECプラスは4日に会合を開き、4月以降の生産量について話し合う予定だ。

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