(ブルームバーグ): ADPリサーチ・インスティテュートによると、2月の米民間雇用者数は市場予想を下回る伸びにとどまった。新型コロナウイルスの感染者数はここ数週間に減少しているが、労働市場回復の足取りの鈍さが浮き彫りになった。

  今回の数字は事業や経済活動に対する新型コロナ関連の制限措置で雇用の伸びが引き続き抑制されていることを示唆。ただ、新型コロナのワクチン接種が増加し、コロナを巡る懸念が和らぐにつれ、労働市場は今後数カ月に目に見えて改善すると多くのエコノミストは予想している。

  ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は「労働市場の回復は全般的に緩慢な状況が続いている」と発表文で指摘。「新型コロナの影響は大規模企業に一段と広がりつつあるほか、財生産セクターでは雇用の伸びが止まっている」と記した。

  サービス部門の雇用は13万1000人増。一方、財生産部門は1万4000人減。製造業で大きく減少した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

(統計の詳細を追加し、更新します)

©2021 Bloomberg L.P.