(ブルームバーグ): 欧州医薬品庁(EMA)は、ロシア製の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、逐次審査を開始した。欧州連合(EU)内での承認に向けて大きな一歩を踏み出した。

  このワクチンの開発を支援した政府系ファンド、ロシア直接投資基金(RDIF)のキリル・ドミトリエフ最高経営責任者(CEO)は4日、「EMAの承認が得られれば、6月から欧州に5000万回分のワクチンを供給することが可能だ」と発表文で説明した。同ワクチンはこれまでに42カ国で承認され、EU内ではハンガリーに続き、スロバキアが2日に購入を決定した。。

  英保健当局は承認済みのコロナワクチンが変異株対応で改良される場合、承認までの審査時間を短縮する方針を示した。

  成人の半分以上の人が太り過ぎの国はそうでない国に比べ、新型コロナによる死亡率が10倍以上に上ることを世界肥満学会(WOF)の報告が示した。2月末までに報告された新型コロナによる250万人の死者のうち、こうした国での死者が220万人を占めたとし、肥満の人を検査とワクチンの優先グループに含めるようWOFは勧告した。

  

  中国では5日開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を前に、出席する代表や政治顧問ら5000人余りが中国医薬集団(シノファーム)のワクチン接種を受けたと、同社が現地メディアに4日明らかにした。

  シノファームのワクチンを頼りに接種計画を進めるアラブ首長国連邦(UAE)では、早期に利用可能で、UAE国内で生産できる可能性がワクチンの選択で重要だったとアブダビの保健当局が説明した。

  7人制ラグビーのワールド・ラグビーセブンズ・シリーズの最大のイベントである香港大会(香港セブンズ)が今年11月5−7日に開催されることになった。主催者が3日、2021年大会の計画を発表した。同大会は通常、4月に開催されるが新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は中止されていた。

  インドのバーラト・バイオテック・インターナショナルが開発した新型コロナワクチン候補は暫定臨床試験で81%の有効性を示した。

  ブルームバーグ・ワクチン・トラッカーの最新分析によると、米国のワクチン接種回数の7日間平均は201万回と、初めて200万回を突破。接種実績は計8050万回となっている。

  ドイツのメルケル首相は新型コロナ感染拡大抑制で導入した制限措置を段階的に緩和する計画を打ち出した。対策に疲れた国民からの圧力に屈した形となった。

ドイツ、コロナ制限措置を段階的に緩和へ−メルケル首相が発表

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の感染者数は1億1520万人を超え、死者数は256万人を上回った。ワクチン接種は全世界で2億7100万回を突破した。

EU Starts Sputnik V Review as Russia Seeks Vaccine Acceptance(抜粋)

Indian Vaccine Effective; Rugby Sevens Return: Virus Update(抜粋)

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