(ブルームバーグ): 米フォード・モーターは一部従業員に対し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が収束した後も在宅勤務を続けることができると伝えた。3万人余りの社員が、オフィスは必要なときにだけ利用するという働き方を認められることになる。

  17日に発表された「柔軟なハイブリッドワークモデル」によると、従業員は会議やチーム構築活動のためにオフィスに出勤する一方、「集中してする仕事」については在宅勤務を選ぶことができる。この制度は早ければ7月にも開始され、主に正社員に適用される。工場労働者には適用されない。

  フォードの人事担当責任者、カースティン・ロビンソン氏が従業員とのグローバルタウンホール会議で発表した。最初に北米で実施される。

  多くの雇用主と同様、フォードは従業員が毎日通勤せずに在宅で働くことの良さを分かってきたという現実に対応している。コンサルティング会社ウィリス・タワーズ・ワトソンが雇用主を対象に実施したグローバル調査によると、世界の労働者の半数が今は在宅勤務をしており、新型コロナ流行以前の水準から11%増加した。コロナ危機収束後も、世界の労働者の約3割が在宅勤務を続けると見込まれている。

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