(ブルームバーグ): 中国の電子商取引会社、拼多多(ピンドゥオドゥオ)は17日、共同創業者の黄崢会長の辞任を発表した。黄氏は取締役からも退き、経営権を手放す。同社はまた、ユーザー数が競合のアリババグループを抜いたことも明らかにした。

  発表資料によれば、別の共同創業者である陳磊最高経営責任者(CEO)が会長職を兼ねる。拼多多の急成長に伴い中国3位の資産家となった黄氏は昨年、CEO職を辞していた。

  米ナスダックに上場している拼多多の米国預託証券(ADR)は同日の取引で7.1%下落。ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、黄氏の資産は40億ドル(約4370億円)減少し527億ドルとなった。

  拼多多の年間アクティブユーザー数は昨年12月時点で7億8800万人と、アリババが提供するオンライン市場の7億7900万人より多かった。

  調査会社クエストモバイルによると、今年の春節(旧正月)連休期間中、拼多多の日次ユーザー数はアリババのモバイルアプリ「淘宝(タオバオ)」を一時上回った。

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