(ブルームバーグ): 米供給管理協会(ISM)が発表した3月の非製造業総合景況指数は、統計史上最高となった。業況と新規受注の指数がともに過去最高となり、全体の数値を押し上げた。

  活動制限の緩和や経済活動の活性化でコロナ禍の打撃が最も大きかった業種が盛り返し、雇用の伸びに拍車を掛けたことを、今回の指数は浮き彫りにした。

  ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は「3月はサービス業の拡大ペースが大きく加速した」と発表文で指摘。新型コロナ関連の制限の緩和で「繰り延べ需要が解き放たれた」と分析した。

  3月は全18業種で活動が拡大。中でも娯楽・レクリエーション、卸売り、鉱業の伸びが目立った。

  3月の細目では新規受注が統計史上最高の67.2。前月の51.9から大幅改善した。業況の指数は69.4に急伸(前月は55.5)し、やはりこれまでの最高を記録した。

  雇用の指数は2019年5月以来の高水準。予想を上回る雇用者の増加を示した3月の米雇用統計と傾向が一致した。

  仕入れ価格は74と、08年7月以来の高水準。入荷遅延は約47年ぶりの高水準となった。

(統計の詳細を追加し更新します)

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