(ブルームバーグ): 米アップルを10年近く率いるティム・クック氏はポッドキャストの番組で、同社にいずれ起きる変化が視野に入っていることを示唆した。

  クック氏(60)は米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)のポッドキャスト「スウェイ」でのインタビューで、「あと10年は長い時間で、あと10年というのは恐らくないだろう」と述べた。23年前にアップル入りした同氏は2011年8月に共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏からCEOを引き継いだ。

  5日に公開されたポッドキャストで電気自動車(EV)メーカー、米テスラのイーロン・マスクCEOについて尋ねられた際、クック氏はマスク氏とは一度も話したことはないが、テスラに対し「大きな称賛と尊敬の念」を抱いていると語った。マスク氏は、クック氏がテスラ買収を巡り協議することを拒否していたとしている。

アップルCEO、過去にテスラ買収巡る協議拒否−マスク氏明かす

  クック氏は「テスラはEV分野でリードを確立するだけではなく、これほど長い間リードを維持するという信じ難い仕事をしたと思う」と話したが、アップルのEVへの関心について多くの手掛かりは示さなかった。

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