(ブルームバーグ):

東京株式相場は反落。東京などの3都府県での新型コロナウイルスまん延防止等重点措置適用や、決算発表した安川電機の株価下落が相場の重しとなり電機や化学、小売業やサービスが売られた。そのほか個別銘柄では信越化学工業、キーエンス、日本電産、イオンなどの下げが目立った。

市場関係者の見方

さわかみ投信の草刈貴弘最高投資責任者

21年度は経費をかけてビジネスを拡大することはまだ難しく、半導体不足や米中関係を考えれば、19年度との比較ですごく良い数字がでることはまだ考えにくいなか、株価だけ上がり続けてきたため調整が入るのは当然だろう中期計画が見直された安川電機の決算では、社長の発言はこれまでの成長軌道には戻りにくいと言っているようにも聞こえ、一貫して大丈夫という風には受け取れなかった

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト

緊急事態宣言を解除したと思ったらまん延防止措置が適用されゴールデンウイーク中も影響する可能性が高く、空運株など新型コロナが影響する業種が売られている日本の場合、ワクチン接種の遅れが景況感に影響し、特にサービス業の出遅れにつながっている

東証33業種別

背景

高齢者へのワクチン接種始まる、欧米に出遅れ経済回復へ影響も安川電株は大幅下落、営業利益予想やや物足りないとの声−今期営業益予想は55%増米生産者物価、予想の2倍の伸び−インフレ圧力引き続き強まる

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