(ブルームバーグ): オーストラリア統計局が15日発表した3月の失業率は5.6%と、前月の5.8%から改善した。エコノミストの予想中央値は5.7%だった。景況感の改善と歴史的低金利を背景に経済の回復ペースが加速し、雇用をさらに押し上げた。

  3月の雇用者数は前月比7万700人増で、増加幅はエコノミスト予想(3万5000人)の2倍余りとなった。労働参加率は66.3%に上昇し、やはりエコノミストの予想(66.1%)を上回り、1978年までさかのぼるデータで最高となった。

  豪統計局の雇用統計責任者、ビョルン・ジャービス氏は発表資料で、3月の雇用者数と労働時間がそれぞれ前年同月から0.6%、1.2%増加したほか、女性の就業率が過去最高になったと指摘した。

  一方、フルタイムの正規雇用者は2万800人減少、パートタイム従事者は9万1500人増えた。

【豪・NZ市場】豪ドルは下落、豪失業率改善も正規雇用者減が重しに

(2段落目以降に詳細を追加して更新します)

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