(ブルームバーグ): 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都の小池百合子知事は18日、「緊急事態宣言の要請も視野に入れ、スピード感を持って検討するよう職員に指示した」と記者団に語った。

  TBSの報道によれば、都は今週後半にも、国に対し緊急事態宣言を要請する方向で調整している。飲食店などへの休業要請も視野に入れており、対象を飲食店以外にも広げる可能性もある。

  加藤勝信官房長官は19日午前の会見で、要請されれば速やかな検討が必要との見解を表明。「引き続き強い警戒感を持って注視していく」と述べた。

  東京都では12日から「まん延防止等重点措置」が適用されており、23区と八王子、武蔵野など6市で飲食店の午後8時までの時短要請が行われている。19日の都内の新規感染者数は405人(前日543人)。

  3度目の緊急事態発令となれば、感染状況に連動する菅義偉内閣の支持率にも影響するほか、7月に予定されている東京五輪・パラリンピックの開催に向けても不安材料となる。

  感染は大阪府でも急増しており、吉村洋文知事は19日、政府に緊急事態宣言を要請する意向を記者団に示した。20日に対策本部会議を開き正式決定する。

(東京都の感染者数を更新しました)

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