(ブルームバーグ):

東京株式相場は反落。中国経済の回復鈍化や半導体不足が懸念され、電機や自動車、機械などが売られた。決算発表の終わったソニーグループや日本電産、午後に発表したHOYA、取引終了時に発表する東京エレクトロンなどの下げが目立った。

市場関係者の見方

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏ストラテジスト

中国国家統計局の製造業購買者担当者指数(PMI)が市場予想に届かず勢いに欠け、バイデン米大統領の演説で中国に立ち向かう姿勢を示し中国関連株は選好されにくく下げている日本株は4月に入ってからは積極的に売られるというよりは買い手不在で軟調で、大型連休に入り昨年の緊急事態宣言下と比べると人出は多く、国内の感染拡大が進むと経済には重しになるソニーグループ株は、昨年は鬼滅の刃や巣ごもり消費を取りこみ追い風が吹いていた一方で、ゲーム機に影響が出る半導体不足が指摘されやや慎重な見方が強まっている東京エレクトロン株は本来需要が半導体不足で増え上がってもいいはずだが、連休の谷間での決算を控えて慎重にならざるを得ない

りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト

決算発表は市場予想を上回っているところが多いが、足元のコロナの影響ももちろんあり見通しが慎重で反応がさえない銘柄が多い米国の新型コロナの状況は良いが、足元の緊急事態宣言が予定通り解除されワクチン接種が進むなど全体のマクロ感が改善してこなければ、足踏み状態が続くグローバル景気の回復が続くとみているので、日本株も景気回復を織り込むような相場がくれば、アウトパフォームすると思うが年後半になるだろう

東証33業種

背景

中国製造業PMIが4月は低下−回復鈍化か、サービス業も軟化バイデン大統領「米国は再び動き出した」と宣言−就任後初の議会演説半導体不足、アップルやホンダにも波及−自動車、ハイテクに影響拡大【新型コロナ】世界の感染者1.5億人超−インドの新規感染最多更新

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