(ブルームバーグ):

ソフトバンクグループは欧州で特別買収目的会社(SPAC)を上場させることを検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。  非公開の情報だとして匿名を条件に語った関係者によると、グループのビジョン・ファンドはSPACを年内にアムステルダム証券取引所に上場させ、資金を調達する計画を協議している。議論されているIPOの規模は約2億5000万ユーロ(約330億円)で、目標額は確定していないという。

  このSPACは欧州のテクノロジー業界やその他高成長分野の投資を狙うだろうと、関係者らは述べた。検討は初期段階で、上場に関係する詳細は変わる可能性もあるという。  ビジョン・ファンドの担当者はコメントを控えた。

  ブルームバーグのデータによると、SPACが今年に米国新規株式公開(IPO)で調達した資金は合計1020億ドル(約11兆1300億円)。一方欧州では36億ドルだった。ソフトバンクGもこのブームに乗って2021年3月期に米国でSPAC9社を上場させ、合計33億ドルを調達した。

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