(ブルームバーグ): メリルリンチのバンカーだったクリスチャン・ヘッカー氏が立ち上げた金融取引アプリ、トレード・リパブリック・バンクは、最近の資金調達で50億ドル(約5400億円)を超える企業価値と評価され、ドイツ最大のフィンテック企業の1社となった。

  同社は20日、9億ドルの資金調達ラウンドを終了したと発表。今回のラウンドにはセコイアやTCV、スライブ・キャピタル、ピーター・ティール氏のファウンダーズ・ファンドなどが参加した。

  トレード・リパブリックはアプリを通じ、株式や上場投資信託(ETF)、暗号資産(仮想通貨)など金融商品の取引サービスを提供する。ほとんどの場合、注文手数料やその他の手数料はかからない。

   2015年にドイツで創業した同社は最近ではオーストリアとフランスにも進出。ヘッカー氏は今月に入り、欧州全体でサービスを提供することを検討しているとブルームバーグに語っていた。

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