(ブルームバーグ): 北京で1989年に起きた天安門事件から4日で32年となったが、香港では警察が追悼集会を申請していた民主活動家を逮捕した。

  香港政府は新型コロナウイルス対策を理由に2019年まで毎年認めてきた追悼集会を昨年に続いて2年連続で禁止したが、民主派は中国による武力弾圧の犠牲者を悼むため午後8時の点灯イベント参加などを支持者らに呼び掛けている。 

  香港電台(RTHK)などの地元メディアによれば、警察は4日に警官7000人を動員する計画。ビクトリア公園ではこれまで追悼集会が行われてきた一画を封鎖するため3000人を投入する。

香港の集会禁止措置、終わらず−コロナ対策はデモ封じの口実か

  警察は4日、香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)の鄒幸彤氏(36)ら2人が無許可集会を行おうとした疑いで同日逮捕されたと発表。当局は先に、支連会によるビクトリア公園での追悼集会開催への許可を拒否していた。

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