(ブルームバーグ): 中国の配車サービス会社、滴滴出行が10日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を申請した。同社は2020年の純損益が16億ドル(1750億円)の赤字だったことも明らかにした。

  滴滴はIPOの規模を1億ドルとしている。この金額は手数料計算のために使用されるプレースホルダーで、後日変更される可能性が高い。親会社である小桔快智の名前でIPOを申請しており、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、JPモルガン・チェースがアドバイザーとして記載されている。

  ソフトバンクグループにとって最大の投資先の1社である滴滴は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後のビジネス回復を受け、上場計画を加速させていた。ブルームバーグは4月、滴滴がIPOで700億−1000億ドルの評価額を模索していると報じていた。

  IPO申請書によると、ティッカーシンボルは「DIDI」を予定。ただ、どの証券取引所に上場するかは明らかにしていない。

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