(ブルームバーグ): 電気自動車(EV)の米新興企業ローズタウン・モーターズは経営トップ2人の突如の辞任を発表した。また取締役会の調査により、受注に関して不正確な発表を行っていたことが判明したとも明らかにした。

  同社は14日の発表資料で、スティーブ・バーンズ最高経営責任者(CEO)とフリオ・ロドリゲス最高財務責任者(CFO)が直ちに辞任したと説明した。

  ローズタウンは先週、米証券取引委員会(SEC)への届け出で「継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)」に疑義が生じていると開示。初のピックアップトラック開発に必要な現金が不足する恐れがあり、資本を追加調達できなければ向こう1年以内に存続できなく可能性があると説明していた。

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  発表を受け、同社の株価は一時20%超急落した。年初からでは50%余り下げている。

  同社は14日の別の発表資料で、取締役会が調査したところ自動車の予約注文に関する発表の一部に不正確な内容が含まれていたことを明らかにした。

  同社は独立取締役のアンジェラ・ストランド氏を会長に指名。後任のCEOが見つかるまで経営トップを担う。

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