(ブルームバーグ): 人気ゲーム「プレイヤーアンノウンズバトルグラウンド(PUBG)」の開発で知られるクラフトンが、新規株式公開(IPO)を申請した。最大5兆6000億ウォン(約5500億円)の調達を目指しており、韓国では過去最大規模となる可能性がある。

  16日の当局への届け出によると、クラフトンは1000万株余りを1株当たり45万8000−55万7000ウォンで公開する計画。上限での公開となれば、普通株数ベースで時価総額は28兆ウォンとなる。7月9日に条件を決定し、同月22日に上場する計画。

  韓国企業のIPOでは、3月にニューヨーク証券取引所に上場したクーパンの46億ドル(約5060億円)がこれまでで最大。クラフトンはこれを抜く見込みだ。韓国内の新規上場では2010年のサムスン生命による43億ドルが最大。今年後半にはLGエナジーソリューションやカカオ関連会社の上場が見込まれ、年間ベースの過去最高を更新する勢いとなっている。

  クラフトンは07年創業。17年にリリースしたバトルロイヤルゲームのPUBGは、世界で最も売れているゲームの一つで、同社の売上高と利益の大半を占める。届け出によると、同社の売上高は昨年で1兆6700億ウォン、営業利益は7740億ウォン。

  5月の届け出によれば、創業者の蒋柄圭(チャン・ビョンギュ)氏が3月31日時点で株式16.4%を保有する筆頭株主。2位はテンセント・ホールディングス(騰訊)で、子会社を経由し15.5%を保有する。PUBGの開発を指揮したキム・チャンハン最高経営責任者(CEO)は1.2%を保有している。

(2段落目にIPOスケジュールを追加して更新します)

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