(ブルームバーグ): 中国・北京市の成人人口の80%強に当たる1560万人が16日までに新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した。北京日報が報じた。

  オーストラリアでは英アストラゼネカ製ワクチンの接種対象が従来の50歳以上から60歳以上に変更される。これにより接種の拡大が一段と遅れる可能性がある。

  英国政府はワクチン接種を完了した人について、「アンバー」に分類した国・地域に渡航して帰国する際に隔離措置を不要にすることを検討している。英紙テレグラフが報じた。英国は各国・地域をレッド、アンバー、グリーンの3つに分類し、それぞれの国・地域からイングランドへ入国する際のルールを定める信号システムを5月に導入した。

  マレーシアのアブドラ国王は休会中だった議会の再開を促した。同国では政府のコロナ対応に対する国民の不満が高まっている。

  ドイツのキュアバックは、開発中の新型コロナワクチン候補が大規模な第2b/3相試験で有効性47%を示したとの暫定結果を明らかにした。メッセンジャーRNA(mRNA)技術を用いた競合ワクチンがこれまでに示した有効性を大きく下回った。16日の米株式市場時間外取引で同社株は一時50%余り下げた。

キュアバック急落−コロナワクチン候補、有効性47%の暫定結果

  米モデルナは米政府から新型コロナワクチン2億回分を追加受注したと発表した。受注分は累計5億回分となった。オプションとして、ブースター(追加免疫)など現在試験中の製品候補を政府が購入する可能性があるとモデルナは説明した。

  ニューヨーク州の15日の新型コロナ陽性率は0.35%と、12日に記録した過去最低水準と一致した。州知事オフィスが明らかにした。

  ドイツのシュパーン保健相は、新型コロナワクチンを少なくとも1回接種した人の数が今週中に全人口の50%を超える見通しだと述べた。

  欧州連合(EU)各国代表は米国の住民に対する渡航制限解除で合意した。事情に詳しい外交官が明らかにした。

  イングランド公衆衛生庁(PHE)の副ディレクター、スーザン・ホプキンズ氏は新型コロナの変異株は今後も出現し続けるとした上で、このパンデミック(世界的大流行)は全世界がワクチン接種を行えるようになるまで続くとの見通しを示し、「現実的に見てそれは2年先」と語った。

  米国では多くの地域でマスク着用や社会的距離確保の義務が解除されているものの、ワクチン接種完了者の割合が25%に届かない郡が少なくとも482あることが分かった。ブルームバーグが米疾病対策センターのデータを分析した。こうした郡の多くは地方にあり、経済面で比較的恵まれていないという。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は1億7690万人、死者数は383万人をそれぞれ超えた。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計24億7000万回を上回った。

©2021 Bloomberg L.P.